2018年度 理事長所信

2018年度 公益社団法人 野田青年会議所

理 事 長 所 信

公益社団法人 野田青年会議所

理 事 長  田中 洋成

至誠修徳
~ひとづくりから始まるまちづくり~

 

はじめに

1973年7月21日、初代理事長茂木友三郎先輩のリーダーシップにより、全国で539番目のLOMとして認証を受け、公益社団法人野田青年会議所(以下、野田JC)が創立されました。以来、JC三信条である「修練」「奉仕」「友情」のもと「明るい豊かな社会」の創造を目指し、さまざまな運動を展開してきました。そして、先輩諸氏が創り上げられた野田JCは、創立から45年目という大きな節目を迎える事が出来ました。

46年目を迎える本年度のスローガンを「至誠修徳」と致します。「至誠」には他のために尽くそうという誠実で純粋な気持ちを、「修徳」には自分の能力を最大限に発揮し、道徳心をもち理想に向かう気構えをそれぞれ想いとして込めています。

JAYCEEの心構えとして、自分に対しては元気と節度を養い、他人に対しては敬いあなどらず、そして温かく寛容であるべきだと考えます。そのために我々は、自分の能力・地位などにおごることなく、素直な態度で人に接し、純粋な気持ちで献身していくことが重要です。心の中に起こる衝動や、さまざまな欲求を意志の力によってコントロールし、生まれついた性質や才能を学びによって鍛え、練り上げていく必要があります。これらを意識しながら、多くのメンバーが誇り高きJAYCEEとして運動していくことで、野田JCが一体となり、一人ひとりが地域の主役として活躍できる真のリーダーとなると確信しています。

 

徳性を磨き理想の未来に向かう統一事業

我が国は優れた伝統や文化を持ち、人々の生活の中で誠実さや勤勉さ、互いを思いやり協調する和の精神、万物を敬う心、自然を愛し調和しようとする自然観を大切にし、歴史を通じ世代を超えて和の精神を継承してきました。しかしながら、ここ数十年の間にこうした伝統や文化を継承すべき大人のモラルの低下が進み、良き伝統や文化が急速に失われ、社会全般での「徳」が見失われてきているように感じられます。

家族や友達、自然や夢がインターネットなどで疑似体験が出来てしまい、親と子どものコミュニケーションも低下が進み、育まれる環境にも大きなひずみが生じてきております。知育・徳育・体育の調和ある発達に不可欠な「徳」が社会の中で見失われつつある危機的な状態です。今こそ「徳育」について大いに見つめ直さなければなりません。「徳育」とは、「人としての心情や道徳的な意識を養うための教育」であると解釈されています。

つまり、大切なものと便利なものをしっかりと区別をつけられる判断力を養い、人と触れ合い、心を学び、体験をして生涯を生き抜くための大きな力となる教育です。目には見えないものですが、人として必要不可欠な教育の一つであります。

この大切な教育の一つ徳育を地域の若者、道徳や心情を養うことを行っている団体や学校などと協力し、野田JCが一丸となり野田に根付く徳育を行うことで理想のまちづくりへの一歩となると確信しています。

 

勇気とおもいやりをもって会員拡大

JCにおいて、会員数がJC運動の原動力そのものであり、メンバーを増やす会員拡大は一番大切なJC運動です。志高き仲間が増えることで、組織に活気が満ち溢れ、会員一人ひとりの魅力を向上する事になります。会員拡大とは、大きな財産を未来に残す活動です。

しかし、近年の会員拡大は苦戦をしいられている現状があります。そこで、LOMとして公益社団法人日本青年会議所(以下、日本JC)の褒賞を意識し、一人ひとりはLOMの褒賞を意識し会員拡大を一丸となって行います。

まずは、会員拡大をするためには青年会議所の存在を地域の人たちに今以上に理解してもらうために、拡大運動の手法を生み出す必要があります。そして、会員一人ひとりが例会に会員対象者を招くことと親睦を深める事業を行うことで入会のきっかけを創造します。

さらに、野田夏まつり躍り七夕では、入会対象者が参加しやすい事業を行い、野田JCの良さを知って頂き入会に繋げるようにしてまいります。

 

 

地域における野田青年会議所の位置付け

JCとは、地域や社会の課題に取り組む活動の場を作り、次世代を担う経済人や社会活動家を育成する機関となっています。1950年、行動綱領として「個人の修練(トレーニング)、社会への奉仕(サービス)、世界との友情(フレンドシップ)」の三信条が採択され、日本JCの理念は、この三信条を基本姿勢においています。

三信条を実践するために、与えられた課題から逃げずに全力で取り組むことが「修練」で、地域の人たちに献身することが「奉仕」となり、同じ課題を仲間と乗り越えることで絆が強く結ばれ「友情」が生まれます。それらが、真のリーダーへの道となり地域貢献に繋がる人材が育成されると確信しています。

まずは、地域や社会の課題を理解したうえで、行政と取り組みを築いていくことが必要だと考えます。JCが地域の問題に取り組んで行く中で問題点を明確にし、地域にとってどのような「徳育」が必要か行政の方をお迎えしてご講演をして頂き、行政の方向性を理解する機会にします。

そして、昨年度第41回を迎えたわんぱく相撲野田場所ですが、礼節・儀礼・感謝や思いやりなど多くのことを経験していくことで、一人ひとりが道徳的価値の自覚のもと、自ら感じ考え他者と対話し協働しながら子供たちは成長をして親となり、その子供がわんぱく相撲に出場するといった場面もあり、41年も野田市に根付いている事業では単年度制のJCとしては、特別な位置づけであり地域にとってもなくてはならない事業になっております。

そこで、今年度も第42回わんぱく相撲野田場所を開催し、子どもたちがインターネットやテレビゲームでは体験出来ない触れ合いを大切にし、親が一生懸命わが子を応援し子どもが目の前の勝負に必死に取り組み、親と子が共に感情を露わにして、普段では経験出来ない感情を生み出し、人格形成の一助となる運動を展開してまいります。

そして、真のリーダーとして徳性を磨き、優しく強くどんな困難でも立ち向かう勇気がある方をお呼びして真のリーダーへの確かな一歩となる事業を開催します。

さらに、理想に向かう行動や判断をできる人物を作るための一つとして異業種交流会を開催し、JCメンバー以外の方たちとを交流を行い、情報を共有することにより、お互いが刺激仕合い真のリーダーになる為の意志を養えると確信しています。

 

規律を重んじた組織運営

社会に出れば規則や諸規定、期日の遵守を求められます。社会同様、JC運動を支える上で定款諸規定を基本とした組織運営はなくてはならないものです。時代が変わっても会員一人ひとりが規律を守れるように、確固たる強い意志のもと、運営をしていくことが何よりも重要であると考えます。

また、会員が各自の役割を全うする心構えで、仕事と同様に責任と規律ある姿勢や行動をとるためにも、理事はその背中をみせる必要があります。例会・事業では、セレモニーや準備から些細なことも妥協せずに緊張感のある設営をして、JAYCEEとしてJCの成長に繋げ次年度にスムーズにバトンを渡せるようにしてまいります。

公益社団法人格を取得してから今日まで運動してきましたが、会員数の減少、公益事業比率の維持など、本来の運動面以外に大きな影響があるのが現状です。

そして、今一度、公益社団法人を維持すべきか、一般社団法人への移行を進めるべきなのか、検討していかなればならないと考えます。

そこで、法人格を検討する会議体を設置して検討及び実行をしてまいります。これも、先輩諸氏が築き上げた青年会議所をしっかりと次世代に継承していくためには必要不可欠なことに他なりません。

 

結びに

新たな未来を託された我々は未来をしっかりと見定め、まちづくり運動に取り組みJC運動を絶やすことなく伝承していかなければなりません。我々JAYCEEは、先輩諸氏が築き上げてきた歴史を受け継ぐ者として、次の50周年に向けた確かな一歩を踏み出して参ります。

 

 

スローガン・基本理念・基本方針・事業計画

2018年度 スローガン

再生「JCプライド」

【基本理念】
まちづくりを行うためには、人間として確立しなければ正しいまちづくりが出来ないと考えます。学び舎とも言われる青年会議所で徳性を磨き、JAYCEEの社会的責任を自覚し「明るい豊かな社会」の実現に向けて献身していくことが、まちづくりへと繋がると確信しています。

【基本方針】
・「JCプライド」を持って取り組む「地域活性化」に向けた事業の調査・研究・実践
・地域の熱意を集めるための他団体との一体感のある事業の調査・研究・実践
・熱意、思いやりの心を持った「地域の青少年育成」事業の調査・研究・実践
・個人の誇り、熱意を醸成し、一人ひとりが「成長していくための研修」事業の調査・研究・実践
・共に魅力を高めあい、思いやり、友情を育む「仲間づくり」の調査・研究・実践
・「JCプライド」を再生していくための模範となる「規律ある組織運営」の実践

【事業計画】
・歴史と伝統を継承し、熱意とおもてなしの心をもって取り組む創立45周年式典の開催
・地域の魅力を千葉県全土に発信していくための創立45周年事業の開催
・他団体、他LOMとの深い絆を築いていくための事業の開催
・礼節、儀礼や感謝、思いやりなど和の心を育んでいくための青少年育成事業の開催
・青年経済人として成長していくための研修事業の開催
・会員が一丸となり、一致団結した会員拡大運動の積極的推進
・会員同士の今まで以上の絆と深い交流をふかめるための仲間づくり事業の開催
・公益社団法人として厳格なルールを重んじる組織の運営
・有効的に伝播する情報発信ツールの調査、研究と活用
・地域の企業や団体と連携した事業の開催
・地域の事業への積極的参加
・互いに運動が共鳴し、未来に繋がる千葉ブロック協議会との綿密な連携及び事業への積極的参加

 

 

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